Magento2をインストールしてみよう

2016年01月27日 │ 天方

こんにちは、天方です。

Magento2がリリースされました。
新しいMagentoがリリースされたらまずは動かしてみたいですよね。 今回はMagento2をインストールする方法をご紹介したいと思います。

インストール方法は3通り

Magento2の公式サイトで示されている手順には下記の3つがあります。

  1. zipアーカイブからインストール
  2. composerを使ってインストール
  3. githubからcloneしてインストール

2と3は開発者が好むインストール方法なのですが、ここではもっと簡単な1について紹介いたします。
1の場合、Wordpressなど一般的なオープンソースのwebアプリがインストールできる方であればインストールできる手順となっています。



システム要求

Magento2をインストールするためには、次のシステムを満たしている必要があります。

  • Apache2.2 かApache2.4
  • PHP 5.5以上
  • MySQL 5.6以上

少し古いサーバだとPHPやMySQLのバージョンが古く動かないことがありますので注意が必要です。



インストール手順

それでは簡単にインストールする手順をご紹介します。
Apache、PHP、MySQLのインストールは終わっている想定で説明します。
(ここではubuntu 14.04 LTS環境で、上記インストールが終わっている前提で設定をしていきます)

1.ユーザ、グループの作成

まず、ユーザを作成します。
magento_userというユーザでmagentoのファイルをいじる想定です。ユーザ名は必要に応じてかえることができます。
www-data はapacheのプロセスの実行ユーザです。

$ sudo groupadd magento_user
$ sudo useradd -g magento_user magento_user
$ sudo usermod -g www-data magento_user
$ sudo usermod -a -G www-data magento_user
$ sudo usermod -a -G magento_user www-data

2.apacheの設定

apacheに下記のようなVirtualhostの設定を行います。ServerNameは仮の名前なので、環境に応じて変える必要があります。
以降www.example.comとなっているところは環境毎に読み替えて設定していく必要があります。

<VirtualHost *:80>
 ServerName www.example.com
 DocumentRoot /var/www/www.example.com/magento2
 <Directory /var/www/www.example.com/magento2/>
  AllowOverride All
 </Directory>
</VirtualHost>

3.ディレクトリの作成

magento2を配置するディレクトリを作成します。

$ sudo mkdir -p /var/www/www.example.com/magento2

4.ファイルのダウンロード

MAGENTO COMMUNITY EDITION からFull Release のMagento2のファイルをダウンロードします。

5.ファイルの展開

/var/www/www.example.com/magento2 以下にダウンロードしたファイルを展開して配置します。
(magento2ディレクトリの直下にindex.phpが配置されるように展開します)

6.オーナー・グループ/パーミッションの設定

magento2のファイルのオーナー、グループ、パーミッションを設定します。

$ sudo chown -R magento_user:www-data
$ sudo find . -type d -exec chmod 770 {} \; && sudo find . -type f -exec chmod 660 {} \; && sudo chmod u+x bin/magento

7.MySQL へデータベースの追加

magento2用の空のデータベースを用意します。

$ mysqladmin -u root -p create magento2

8.apacheのリスタート

ここまで設定できたらapacheをリスタートして、magentoをwebサイトからセットアップできるようにします。

$ sudo service apache2 restart

9.Magentoのセットアップ

セットアップには

  • Command Lineからのセットアップ
  • セットアップウィザードからのセットアップ
があります。

今回は簡単なセットアップウィザードからのインストールを行います。

9.1. ブラウザにさきほど、apacheで設定した

http://www.example.com/setup

にアクセスすると下記のような画面がでてきます。

Installation

9.2. Agree and Setup Mangetoをクリックすると下記のような画面がでてきます。

Readiness Check

9.3. Start Readiness Checkをクリックすると、環境のチェックが行われMagento2がインストールできるかどうかが確認されます。
問題が無い場合、下記のように画面に表示されます。

Readiness Check2

9.4. Nextをクリックすると下記のような画面がでてきます。

Add a Database

9.5.上記画面で、Database Nameにmagento2を指定し、他の設定も環境に応じて適切に設定し、Nextをクリックします。

Web Configuration

9.6. 店舗のURLと管理画面のURLを設定し、Nextをクリックします。

Customize Your Store

9.7. デフォルトのタイムゾーン、通貨、言語を設定し、Nextをクリックします。

Create Admin Account

9.8. 管理画面のユーザを設定し、Nextをクリックします。

Install

9.9. これでインストールの準備が整いました。Install Nowをクリックするとインストールが始まります。もしインストール内容を訂正したい場合は、ここであればBackで戻ることができます。

Install Nowをクリックすると、下記のように画面が更新されます。

Install2

9.10. 緑色のプログレスバーが100%になるとインストール完了です。完了すると下記のような画面が表示されセットアップ情報を確認できます。

Success

9.11. Launch Magento Adminをクリックすると管理画面のログイン画面が表示されました。 ここで先ほど登録した管理者のアカウント情報をつかってログインを行います。

Magento Admin

9.12. ログインすると、下記のようなダッシュボードが表示されます。

Dashboard   Magento Admin

以上がセットアップの流れです。
Apache、DB、パーミッションなどの設定などが必要になるので手順としては長くなりましたが、Magentoそのものの設定はMagento1と同様、セットアップウィザードで簡単にできるようになっています。手間としてはMagento1と同等のようです。

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